アオジは、北海道や北日本では夏鳥ですが、中部以南では逆に冬鳥となります。漂鳥という紹介もされます。
本州目線での図鑑を見ると「繁殖期は標高1000m以上の草原で生息」「警戒心が強くすぐにやぶの中に逃げ込む」などと書かれていて、実際、観察しにくい鳥として認知され、そういう人気もあるようです。
繁殖期に4ヶ月くらいの間、数十メートルおきにオスたちがかまびすしくさえずるドームの光景は、本州の人たちには驚きかも知れません。
そんなアオジもドームでは9月にいったんいなくなり、しばらくして再び姿を現します。推測ですが、ドームで繁殖したグループが移動していったあと、もっと北にいた別のグループが移動の途中に立ち寄るのではないかと考えています。写真は今朝のアオジ。冬羽になったオスですね。木々の葉も色づきつつあります。
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